dept24’s diary・生田和良・大阪大学名誉教授

ウイルスの目を通して、人間社会のウイルス感染症についてつぶやきます。

2021-04-24から1日間の記事一覧

われわれウイルスの眼から見ると 国産ワクチン開発に出遅れた日本はウイルスに寄り添う国なの?

世界では国産ワクチンがない国がほとんどであるが、日本もその中のひとつ。先進国と呼ばれる多くのでは、自前でワクチンを開発し、すでに実用化にこぎつけている。または実用化の目途を立てている。 日本は先進国のひとつであり、ワクチンメーカーや大手製薬…

われわれウイルスの眼から見ると 一年遅れの東京オリンピック/パラリンピック開催はわれわれ子孫繁栄の絶好のチャンス

IOC、JOCともに、一年遅れでの東京オリンピック/パラリンピック開催に、何としてもこぎつけるのだと頑張っていることが、われわれ新型コロナウイルスからは大変歓迎すべきことである。 世界のアスリート・一般人・それぞれの国家の思いは一様ではない。むし…

われわれウイルスの眼から見ると 2020年の始めから「三密を避ける」という標語がどこに行ってしまったのかと思う

われわれ新型コロナウイルスが、子孫繁栄のためにどのようにして人間社会に入り込んできたか、人間に知られるようになってきた。 まず、呼吸器に感染するインフルエンザと呼ばれているウイルスと同じように、「飛沫感染」である。確かにこれが主なうつり方だ…