dept24’s diary・生田和良・大阪大学名誉教授

ウイルスの目を通して、人間社会のウイルス感染症についてつぶやきます。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新型コロナウイルスの感染の広がり方は、今や「感染経路不明=空気感染/エアロゾル感染」ではないか?

新型コロナウイルス感染の広がりがなかなか衰えない。このウイルスが出現し、初めのころは「人から人にはうつらない」、と中国当局もWHOも言っていた。しかし、家族内で新たな感染者が発生するなど、人から人にうつることがはっきりし、これが世界共通の認識…

ワクチンの有効率がよく分からない

ワクチンの有効率とは 新型コロナワクチンの接種が進んでいる。各自治体によって違いがあるが、65歳以上の高齢者にとっては、何が何でも、人より先に打って貰うぞ、という意気込みを感じる。しかし、国が悪いのか、地方の自治体が悪いのか、まず接種券なる…

新型コロナワクチンを接種後、どれぐらい経過すると安心か

新型コロナワクチンの有効率は95%以上と、インフルエンザワクチンに比べると、格段に良い成績であることが発表されている。これは、2回目の接種を完了した場合の成績である。 このところ、ワクチンを接種したにも関わらず、コロナに感染したとかクラスター…

これから熱中症対策が大事:マスクをはずすことも考えよう

まもなく梅雨が明け、暑い日が続くことだろう。夏になると、熱中症対策が大事だ。しかし、新型コロナ対策として、マスクはいつでもどこでも着けるのが当たりまえの社会になっている。 そもそも、新型コロナの主な感染ルートは飛沫と言われ、マスクを着けるよ…

ワクチンの効果はいつから?

ファイザー社製、モデルナ社製、それにアストラゼネカ社製の新型コロナワクチンが承認された。ファイザー社製が先行していたが、モデルナ社製のワクチンも高齢者への接種が始められた。どちらのワクチンもmRNAワクチンと呼ばれるものである。 一般に、ワクチ…

新型コロナウイルス感染の成立と感染初期の現象

ウイルスは自分で子孫ウイルスを作るための装置を持っていない。したがって、子孫ウイルスを作ってくれる宿主細胞(人間や動物など)を探す必要がある。ただ、されるがままに(例えば感染した人のくしゃみとか、外に飛び散った飛沫が浮遊しているときの風な…